東京湾のハゼ|水道水や真水でも飼育は可能なの?

東京湾で誰でも気軽に行う事ができるハゼ釣りというのは、本当に予算もかからずに都会で自然と触れ合う事ができる大変貴重な楽しみ方であり、田舎のようにカブトムシを捕まえようと思ったら奥多摩の山奥にいかないといけない東京では唯一と言っても過言ではありません。

田舎でしたらカブトムシが欲しければ、近所の山に行けば良いだけなのかもしれませんが、東京でカブトムシを捕まえるのは本当に困難ですし、奥多摩の山奥に行くと、素人ならそのまま遭難してしまいかねませんし車も必須になります。

 

東京だからこそ何処でもお手軽にできるのがハゼ釣りになります。

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その点ハゼ釣りというのは、東京湾と言った他にはない特徴的な立地条件がある為、それに伴い大きな河川が沢山ある都合上、東京のいたる所でハゼ釣りが楽しめるといったちょっと面白い状況になっています。

そのようなお気軽なハゼなんですけど、釣り上げた後に自宅に持ち帰って飼育をする場合に、ハゼですから当然海水を使って飼育をすることになるのですが、別にハゼなんだから淡水でも良いのでは?と思う人もいるかと思います。

 

海水魚の飼育になるとお金が沢山必要になります。

 

実際に、海水魚の飼育というのは海水の元、いわゆるソルトを定期的に買い、比重計で塩分濃度を図りつつ毎回水換えの際に海水を作る必要がありますので、完全な淡水魚の飼育と比べるとかなり手間になるも事実です。

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また、海水魚用の濾過フィルターというのは、例外なく高額で大型のものを用意しないといけませんから、何かにつけてお金が必要になるといった特徴もありますので、たかがハゼ・・・にそこまでやってられない人もいることでしょう。

 

東京湾のハゼを持ち帰って淡水で飼育した結果・・・。

 

そこで、今回、東京湾で釣り上げたハゼを自宅に持ち帰り、実際に淡水の水槽で飼育をしてみたのですが、結論から言えば、1ヶ月前後は飼育することはできたのですが、それ以降は育てることはできませんでした。

今回の淡水でのハゼの飼育方法なんですけど、水槽クーラーに水を入れて、生きたままのハゼと現地の海水を持ち帰り、それをそのまま屋外に設置している発泡スチロール水槽に移します。

当然、海水の量は足りないでしょうから、そこで水道水の水をそのまま追加するんですけど、流石はハゼといったところでしょうか、それで死んでしまうこともなく普通に水槽で生きていました。

 

餌も適当で水換えも必要なくて、蒸発したら水道水を追加するだけ。

 

餌に関しては余ったアサリとか鶏肉の破片とかを適当に与えていましたので、水は相当汚れてしまったのだとは思いますけど、屋外水槽ですから太陽の光りでその辺りはなんとかなるだろうといった感じです。

全ての東京湾のハゼが淡水のみで1ヶ月も飼育できるとは限りませんけど、実験した感じでは持ち帰った僅かな海水の中に水道水をそのまま放り込んだだけで、それくらいの飼育は可能であり、特別な飼育器具も必要ないハゼの偉大さに驚いた感じです。

興味があれば、ハゼを自宅に持ち帰って飼育してみるのも良いですね。


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Updated: 2016年9月28日 — 10:06 AM