東京で釣りをする場合、大物が釣れるといわれているポイントがいくつかあり、その中でも東京と千葉県の中間の海上に建設された海ほたるで大物を釣ったと言った話が出てくることがあり、それについて興味を持つ人が出てくるのも普通の話です。
東京は海や大きな河川がそこ中にある為、釣りをすることはどこでも簡単に行えるのですが、東京名物のハゼを釣ることは容易であっても、大物であるチヌとかグレ、ヒラメなどを釣ろうと思ったら地方のように桟橋や防波堤から釣ることが難しいのです。
釣りに全く興味がない人であれば、海ほたるで大物が釣れようが大量にアジやサバなどが釣れようが関係ない話なのでしょうけど、釣りが好きな人でしたら、東京は大物を釣り上げるのが案外難しいことが多いので、是非とも海ほたるへ行こうとするはずです。
海ほたるへ移動するにはどうすれば良いのか?
海ほたるへ移動する場合ですが、実際に行ったことがある人ならご存知なのでしょうけど、歩いて移動することはできませんし、電車やモノレールなどもありませんので、必ず自動車かバイクで高速道路を使って移動しないといけません。
そして東京と千葉県を結ぶ海底トンネルの高速道路を移動していくと、その中央付近に海ほたるのPAがありますので、そちらで一旦、海上の駐車場に移動を行い、そこで普通の高速道路のPAと同じく、施設内の飲食店などを利用する仕組みになっています。
ただし、これは通常の海ほたるへの移動方法ですので、釣りをする場合はこの移動方法ではダメであり、実際に海ほたるのPAへ行ってみればわかりますが、釣具屋が全くなくて釣りをしている人も誰もいない状況になります。
なぜ海ほたるで釣りをしている人の姿が見えないのか?
通常において、海ほたるで釣りをしている人が誰もいない理由ですが、当然高速道路のPAなのでこの施設内での釣りや投網などの漁は禁止されているからであり、あくまで車で移動する際に立ち寄る場所であることから、普通の人は釣りをしていません。
穴場と呼ばれているポイントなので、つり糸などがその辺に引っかかっている光景が見られることもありますが、これらは無断で海ほたるの施設内で釣りをしている人たちが少なからずいることを意味するのですが、警察沙汰になるのでやめておきましょう。
どこの釣り場でもそうなんですが、一部相当マナーの悪い釣り人が出没するのはよくある話なので、海ほたるもそれに該当する場所であってもおかしくはないのですが、釣りをしている人がいればあとは施設の管理者や警察が対応するだけの話になります。
海ほたるで大物を釣った人はその全てが船で釣りをしています。
話をしていて海ほたるで大物を釣ったと言っている人がいる場合、別に海ほたるから釣りをしているわけではなくて、船で海ほたるの近くまで移動して、そこのポイントで釣りをしているだけなのですが、近くに海ほたるがあるのでそう言っているだけです。
狭い東京湾と言っても、人間の感覚から言えば大変広大ですから、東京湾の真ん中に行けば目立つものは海ほたるしかありませんし、あんな巨大な人工建造物があれば漁礁のようになってそれは沢山の魚が集まってくるのも当然ですからね。
自前のプレジャーボートを持っている人や、乗り合いの釣り船にのって海ほたるのポイントまで移動している人など様々なんですが、どのような方法であっても海ほたるへ船で移動する場合はかなりのお金が掛かりますので、東京の釣りは大変なのです。