ベランダがないタワーマンションに引っ越す前の注意点

最近、東京にはベランダが無いタワーマンションが増えてきていて、分譲や賃貸に限らず、見た目がスッキリとした高層ビルのようなデザインのタワーマンションが増えてきていますので、ベランダがまったくない分、見た目が綺麗で好印象の物件になります。

タワーマンションではベランダに布団を干したりするのは禁止されていて、共用部分であるベランダに私物を置くのも禁止されているのですが、どうもそれを守らない人もいるようで、タワーマンションで布団を干している現場を見たことのある人もいる筈。

後は、派手なクリスマスのデコレーションネオンとか、樹木などをベランダでレイアウトをしていて、外部から見たらやたら気になる部屋も多いのですが、その点、ベランダが存在しないタワーマンションの場合は、見た目がビルチックで清潔感もあります。

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ベランダがないタワーマンションに引っ越す前の注意点。

 

一度もベランダがないタワーマンションで生活をしたことがない人でしたら、この物件いいな?って優先的に引越し先として探すかもしれませんが、実はこのタイプのマンション特有のデメリットもありますので、それをよく検討してから決めるがお勧めです。

そのデメリットとは、マンションのベランダというのは俗に言われているひさしのような役割もしていて、太陽の光が室内に入ってくるのを防ぐ役割もありますので、ベランダがないタワーマンションの場合は、太陽の光が強烈に室内に入ってくる感じですね。

なので、夏場はカーテンが必須になったり、それにより室温が急激に上昇するので、常時エアコンを可動させないと暑くて仕方がないなど、オフィスビルと同じような空調管理が必要になるので、電気代が想像以上にかかってしますと言ったデメリットですね。

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空気の入れ替えが出来ないので空調が必須になる構造。

 

ベランダがないタワーマンションでも、若干窓を開ける事ができる物件もありますが、大抵はオフィスビル同様に窓を一切開けれないことも多く、空気の入替は24時間可動している空調管理システムにより行っている感じですから、室温も空調に依存です。

夏場も冬場もエアコンを可動させないと行けない状態になることも多く、その場合は電気代がかなり高くなってしまいますので、予算ギリギリでベランダがないタワーマンションに引っ越してしまうと、その後に発生する電気代で悩むことになる人もいます。

窓を開けることが出来る・・・これが結構重要なポイントになることも多く、暑くても窓を開けない、外の空気を入れ替えたい、室内で鍋が焦げしまって嫌な匂いを一気に換気したいなど、何かと不便が発生したりしますので、この点をよく考えておきます。

 

 

タワーマンションの窓が汚れても掃除をすることが出来ない?

 

オフィスビルを見れば分かりますが、窓ガラスが汚れても室内から掃除をすることが出来ませんので、屋上からクレーンで窓拭き部隊を投下して、人力で窓の掃除をしているのをよく見かけることも多いのですが、窓がないマンションも同様の方法になります。

東京のタワーマンションに住んでみるとよく分かりますけど、首都高の排外の汚れなどもあるのか、直ぐにベランダの窓が汚れで真っ黒になりますので、定期的にベランダに出て掃除をしないと窓ガラスの視界が極端に悪くなるので、掃除が必須になってます。

しかし、ベランダがないタワーマンションの場合、自室から掃除をすることが出来ませんから、オフィスビルと同様に屋上からクレーンを使って窓拭きのプロの人が掃除をしないといけなくなるので、自分の都合で窓ガラスの掃除をすることが出来ない訳です。

ただ、ベランダの窓ガラスの汚れは真っ黒なススを含んでいる頑固な汚れであることが多いですから、定期的に自分で掃除をするのが面倒って人の場合、何もしなくてもプロが定期的に窓ガラスを掃除してくれるシステム方がメリットを感じる人もいますね。


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Updated: 2018年11月9日 — 11:21 AM