東京ではプレジャーボートで生活が出来るの?

東京は家賃がとても高く設定されているので、ちょっとまともな23区内で駅前の物件を選ぶのであれば、家賃は20万円以上なども当たり前にありますが、うまく優良物件を探すことができれば駅前で家賃3万円等の信じられないお得な物件もあります。

ただ、都内では優良物件であるほど、空きがなかなか出ませんし、空きが出た瞬間、直ぐに入居者が決まってしまいますので、なかなか優良物件を探すのが難しいですから、何かと家賃が必要になりますので、だったらプレジャーボートに住めば良いとの話。

実際、友人から都内の物件は高すぎるので、プレジャーボートに住めば家賃もかからないし生活も出来るのでいいのでは?って話だったんですが、結論から言えば、東京都内でプレジャーボートの船内で生活をするのは不可能なので、あくまで別荘代わりです。

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東京ではプレジャーボートで生活が出来るの?

 

田舎でしたら、30フィート位のプレジャーボートであれば、何とか船内で生活が出来るのかもしれませんが、田舎でもそのような人は日本国内にはいませんし、海外でしたら一年中ヨットの上で生活をしている人もいるので、もしかしたら?と思いますよね。

しかし、都内では勝手に好き勝手にプレジャーボートを係留は出来ませんし、そんな事をやっていると、警察や海上保安庁がやってきて、摘発されてしまいますので、レジャーボートを都内で係留する場合、必ず夢の島マリーナ等で契約をしないといけません。

更に夢の島マリーナでもそうなんですが、係留中の船の中で生活をすることは契約時に禁止の条件に含まれていますので、係留中のプレジャーボート内で生活をする事はできませんが、別荘代わりに宿泊をしたり、宴会をしたりしている人は以前見かけました。

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係留中のプレジャーボートでのトイレや水の問題。

 

日本国内で主に発売されているプレジャーボートでは、水を海水から生成する装置は標準では付いていませんし、30フィートでは下水やトイレも垂れ流しが基本になっていて、そのようなプレジャーボートはマリーナ内で廃水処理をすることが出来ません。

ですから、プレジャーボートはマリーナを離れて、はるか概要などでトイレなどの水を垂れ流しにして処理しているんですが、プレジャーボート内で生活をする場合、飲料水やトイレなどの下水処理の問題が必ず発生するので、船内での生活は不可能なのです。

厳密には駄目なんですが、夢の島マリーナで係留中のプレジャーボート内で週末に宿泊をしたり、宴会をしている人は、トイレやシャワーはマリーナ内の施設を使っていますし、電力もマリーナで簡単に取得できるので短期的な別荘代わりに使っている訳です。

 

 

東京でプレジャーボートを係留するとお金がかかる。

 

東京の家賃が高いとみんな話してますけど、都内のマリーナでの係留料金はそれ以上に高いですので、30フィートクラスのプレジャーボートを所有している場合、普通にマンションを借りたほうが安いくらいですし、マリーナの場所も不便な場所が多いです。

一年間に2回ほどプレジャーボートのメンテナンスをしないと、船底が貝の養殖場になってしまいますし、それもかなりのお金がかかること、マリーナ内ではガソリンや軽油が驚くほど高額に設定されているので、税金対策の人位しか笑顔で購入できません。

都内でプレジャーボートを所有する場合、税金対策で福利厚生として所有している人が大半で、プレジャーボートを所有するということは、儲かって税金が高すぎるからいくらお金がかかっても良いって人でないと、かなり早い段階で手放す事になります。

夢の島マリーナも、最近は行っていませんけど、以前は高齢者ばかりの老人ホームみたいな感じになってしまっていて、若い20代の人などおらず、お金が有り余っている企業経営者や投資家の税金対策かつ道楽の場のような感じだったので将来が心配です。


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Updated: 2019年7月2日 — 3:20 PM